最新情報!イチロー選手今年は出場なし?
米国時間の5月3日、日本時間の4日にイチロー選手が今シーズンの残り試合に出場せず、
球団の会長付特別補佐に就任するという速報が流れ、ベースボールファンならずとも世界中の人々に大きな衝撃が走りました。
急遽行われた記者会見ではユニフォームを着用しているだけではなく、
キャップにはサングラスがかけられたままで、いかに状況が急展開したかを表わしていました。
2018年のシアトルマリナーズではシーズン開始を前に外野手に怪我人が続出した事から、
かつて在籍していたレジェンドであるイチロー選手に白羽の矢が立ち電撃移籍が決まり活躍が期待されていましたが、
記者会見が行われた時点で15試合に出場して打率205と打棒は振るわず、事実上の戦力外通告となった形です。
しかし、今後もチームと帯同し練習を続けるだけではなく、コーチ契約ではない事からベンチ入りはできませんが、
それ以外のシーンでチームメイトへのアドバイスを行う役割が求められています。
また、来シーズン以降には出場のチャンスもあるとして球団も本人が希望すれば生涯契約を結んでも良いと表明しており、
イチロー選手は「こんな形を取ってくれて感謝している」と述べました。
球団としても現役続行を望み、近いうちにプロ野球殿堂入りが確実とされているレジェンドを蔑ろにする訳にもいかず怪我人が復帰した後もその扱いを模索して来ましたが、
リリーフ投手を増やすなどチーム編成の関係からかつて無い措置が執られました。
振り返ってみる!イチロー選手の輝かしい成績と記録!
イチロー選手が球団の会長付特別補佐に就任するという速報が流れたのと同時に、
かつての輝かしい成績と記録が紹介され、あらためてその偉大な足跡を振り返ったファンも少なくありません。
1992年に当時のオリックスブルーウェーブに入団し、
3年目から早くも頭角を現し打率385、210安打で首位打者と最多安打のタイトルを獲得したのを皮切りに伝説がはじまりました。
1995年には首位打者と打点王に加えて盗塁王と最多安打に最高出塁率までも同時獲得するという
日本プロ野球史上初の偉業を達成しました。
2004年にはついにアメリカのメジャーリーグに渡りシアトル・マリナーズに入団し、
1年目から打率350、242安打、56盗塁と3部門で1位となり、首位打者と盗塁王の同時獲得は52年ぶりの記録となりました。
その後、1994年から通算で7年連続首位打者を獲得し、さらに日米通算で2000本安打を達成しました。
2010年には自身の9年連続200安打を塗り替え10年連続200安打を達成し、
ピート・ローズと並んで大リーグ史上最多タイとなりました。
2006年から2011年まで個人タイトルこそ惜しくも逃したものの、連続最多安打を継続し走攻守3拍子揃った選手としてチームの勝利に貢献して来ました。
そしてついに2016年には日米通算でピート・ローズが持つMLB通算最多安打記録の4256安打に並び、
さらにその試合で記録を4257安打と更新して世界新記録を樹立しギネスに認定されました。
現時点でのイチロー選手の日米通算記録は4358安打ですが、
今後彼が試合に出場する機会があればその記録を更新し続けるチャンスがあります。
今後イチロー選手のプレーは観ることはできるのか!
イチロー選手がシアトル・マリナーズの球団会長付補佐に就任するという速報を聞いた瞬間に、
多くのファンは現役続行について懸念を抱いた事でしょう。
しかし、今回の措置はあくまでも今シーズンについては残り試合の出場は無いというだけで、
来シーズン以降はまだ試合出場のチャンスが残されています。
今回のシアトル・マリナーズ球団が最終的な判断を下した理由は登録枠によるチーム編成で、
リリーフ投手を1人登録する事で野手を1人外す事になったのが大きな要素となりました。
その一方で、2019年シーズンにはシアトル・マリナーズの開幕ゲームが日本国内で開催される事が決まっていますが、
ここで注目されるのがMLBの規定が改訂され海外で試合を開催する際には登録枠を通常の25人から28人に増やすというルールが新設された事がポイントです。
この事から、来シーズン日本で開催される開幕ゲームでは登録枠の当落線上にあったイチロー選手がその枠に入り試合に出場できる可能性が十分あります。
もちろん本人はそのような特別枠に囚われる事無く、再びスターティングメンバーとしてグランドに立つためにこれまで通り練習に励む意向を示しています。
この2019年シーズン開幕戦が彼にとっての引退試合になるのか、それとも新たな伝説の始まりとなるのか現時点では不透明ですが、次のストーブリーグを含めた今後のチームやイチロー選手の動きから野球ファンならずとも目が離せません。
まとめ
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
イチロー選手が今年選手として見れなくなるのは
寂しいですが、本人が納得していることなので
私たちファンは見守ることしかできないです。
また、来年期待したいと個人的に思っています。
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