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食塩 食卓塩の違いはあるのかな!同じ塩なのに何処が違う?

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食塩食卓塩違いは何処にあるのか!

違いはないのか?

塩は塩なのか⁉

なんか私も訳が分からなくなってきました。

地域によって塩分の濃さが違ってきたりするのかな!

食塩とは!どこで取れたもの味は

和食の基本、調味料のさしすせそ。

家庭科の授業で習ったり、お母さんやおばあちゃんから教えてもらったという方が
多いと思います。

和食基本調味料の一文字目を並べたものであり、料理を美味しくするために入れる順序でもあります。

昔の日本人の経験から、知恵として現代まで受け継がれた覚えておいて損はない伝統です。

さしすせその「し」は塩で、醤油は「せうゆ」ですのでご注意を。塩は、浸透圧が高く食材から水分を出す力がとても高いので、最初の方で入れた方が良いという事です。

食卓塩違い1

例えばきゅうりの酢の物は、きゅうりを塩揉みしてから酢で和えると味が染み込みやすくなります。

また、塩は砂糖より味が染み込みやすいので、一緒に使用する場合は砂糖の後に塩を入れます。

お料理のレシピなどで塩小さじ1と書いてあった場合、瓶に入った食卓塩と調味料入れに入った食塩、どちらを使われますか?特に違いは無いから、食卓塩の方が使いやすいからなど理由は様々お有りでしょうが、実は違いがあるのです。

食塩は日本で作られており、日本の海水をろ過して不純物を取り除き、真空蒸発缶というもので煮詰められ製造されています。

昔は潮の満ち引きで塩田に海水を引き込み、煮詰めて製造されていましたが、現代において日本の塩は、世界でもトップレベルの安全性の中で製造されており、結晶化の過程で加熱されている為にほぼ無菌状態で、質の高いものとなっています。

成分は塩化ナトリウム99%以上、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウムとなっており、主に料理や漬物、下ごしらえなどに適している様です。

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食卓塩とはどこで取れたもの?

レストランや食堂などでよく見かけるのは食卓塩です。

赤や青の蓋が付いている、あれですね。レストランでハンバーグやステーキを頼んだ時、添えてあるポテトに振りかけたりします。

ゆで卵に掛けて召し上がる方も多いのではないでしょうか。パッとふりかけやすく、好みで量も調整しやすいデザインになっています。

食塩食卓塩違い
食卓塩は、メキシコやオーストラリアなどから天日塩や岩塩などの原塩を輸入し、不純物を取り除いた後再び煮詰め直して製造されています。

サラサラしていて、瓶の蓋がきちんとしまっていなくてもすぐにカチカチに固まったりしません。

昔は食塩を瓶に入れ、固まりにくくする為に生米を入れたりしていました。

なぜサラサラしているのかというと、炭酸マグネシウムや炭酸カルシウムが入っているからです。

これらが成分として入っている為、透明な液体のお料理、例えばすまし汁などに使う場合は、白く濁りますので向いていません。

また、昆布などの旨み成分と同じグルタミン酸ナトリウムも含まれていますので、食塩と舐め比べてみると、一口目に違いがあるのがわかると思います。

ただし、舌で感じられる程度の旨味であり、料理に使用しても食塩の様なコクは出ず、薄いと感じてしまうでしょう。

これらを総合して見ると、食卓塩は料理された後のものに振りかけることに特化して製造されていると言え、レストランのテーブルの隅に置かれている事にも頷けます。

また、味が薄く感じられる事から、お料理に使用してしまうと必要以上に入れてしまうので、塩分の摂りすぎに繋がりますのでお勧めできません。

食塩と食卓塩のはっきりとした違いは何処!

近年、高血圧や心臓病などの原因として塩分の摂りすぎに注意とよく言われますが、本当に塩が悪者なのでしょうか。

いいえ、塩が悪いのではなく、塩分の摂り過ぎが問題なのです。

塩化ナトリウムを摂りすぎると血中のナトリウム濃度が高くなり、薄めようとして血液中の水分が増え、体内の血液量が増えます。

食卓塩違い3
その事で血管の壁にかかる抵抗が高くなり、血圧が上がると考えられています。

また、過剰な水分で心臓に負担がかかり心臓病のリスクが上がると考えられています。

塩は、人間が生きていく上で必要な成分であることは、夏の熱中症対策でよくわかります。

暑い日やスポーツの後には大量の汗と共に、塩分やミネラルも流れ出ます。水分だけの補給では、更に血液が薄くなってしまう為症状が悪化しますが、糖分を少し入れると塩分と水分が吸収されやすくなるので、適度に塩を取り入れて、上手に付き合っていきましょう。

スーパーなどで一般的に売られているものには、よく見ると「食塩」「食卓塩」の様に区別して表示されています。

産地や原料、製造方法の違いはもちろんですが、大きな違いといえば成分です。

食塩はお料理やお漬物、食材の下ごしらえなどに使用します。
多少固まったとしても、お料理に使用する分には問題ありません。

食卓塩は名前の通り、あくまでも食卓に置く味つきの塩としてゆで卵やサラダ、おむすびなどにマッチします。

ただし、手軽に振りかけられる上に塩分が薄く感じられるので、かけ過ぎには注意しましょう。

食塩と食卓塩の違いを知って使い分けをしていると、日常的に塩分の摂りすぎにも注意する様になるでしょう。

まとめ

最後までご覧頂きましてありがとうございます。

料理には塩がないと味がしないし食欲もなくなります。

塩は日常の食事で必要なものですね!

ただ塩分の取りすぎには気をつけないとだめですね。

食塩食卓塩にも違いがあり味もちがうようですよ。

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