パリ五輪サッカー女子　▽１次リーグ第１戦　日本１―２スペイン（２５日、ナント・ボジョワール競技場）

女子サッカーの日本代表チームが、グループステージの最初の試合で、
現在世界ランキング1位であり、最近のワールドカップで優勝したスペインと対戦しましたが、
1対2で負けてしまいました。

試合後の主将の熊谷紗希

先手を奪ったのはなでしこジャパン

日本女子代表チームが先制点を挙げたのは試合開始から13分後でした。

スコアが0対0の時、20歳のMF藤野あおば選手がゴール右側から力強い右足のシュートを放ち、
ゴールの右上隅に見事に決めました。

「自信を持っていました。昨年のワールドカップでのベスト8に終わった後も、
ただ時間を過ごしていたわけではないんです」と彼女は語りました。

相手のゴールキーパーもボールに触れたものの、その強烈なシュートを止めることはできず、
見事なフリーキックで得点しました。

スペインの猛攻

試合が進むにつれて、スペインは精巧なパス交換と速いサイドからの攻撃で試合を支配し始めました。

特に前半22分には、日本の左サイドを突破され、スコアを同点に戻されました。

山下の好セーブ

試合の流れが不利な中でも、前半40分のセットプレイからのシュートを山下ゴールキーパーが見事にセーブし、

日本は前半を1-1の同点で終えました。

後半！

後半が始まると、なでしこジャパンは清家選手を交代で下げ、
浜野選手を入れてディフェンス体制を3バックに変更しました。

守備の際は5人で守る形になり、スペインの攻撃に対応しました。

しかし、試合の流れを変えることが難しく、後半22分頃にはDF清水選手が負傷で交代を余儀なくされました。

その後、後半29分にはスペインに精密なパスワークでペナルティエリア内へ進入され、
リードゴールを許してしまいました。

試合はこのまま終わる！

試合はそのまま終了し、なでしこジャパンは1996年のアトランタオリンピックでドイツに敗れて
以来のオリンピック初戦での敗北を喫しました。

清水梨紗の負傷が気になる

後半22分を過ぎた頃、清水梨紗選手が右膝を抱えてピッチに倒れ、自ら交代を要求しました。

彼女は担架で運ばれ、高橋はな選手が彼女の代わりに出場しました。

試合終了後、池田太監督は「現在、医療チームからの報告を待っている状態で、詳細は私にも分かりません」と述べ、
右サイドで重要な役割を果たしてきた清水選手の今後の試合出場について不透明感が増した。

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不安要素を抱えながらも、なでしこジャパンは金メダルを目指して前進しています。

今後の試合に注目しましょう！