ソースかつ丼食べたことはあるけど
福井県が発祥と聞いてびっくりでした!
何回か行ったことがある福井ですがソースかつ丼が発祥地とは
誰も行ってくれませんでした。
食べたい!
まだ発祥の店はあるのか!
ソースかつ丼は、現在、順化1丁目に店舗を構えるヨーロッパ軒総本店が発祥の店舗とされ、
市内に11店舗と敦賀市内に5店舗など計19店舗を展開しています。
しかし、ソースかつ丼は福井市で誕生したのでは無く、1907年〜1912年までドイツベルリンの日本人倶楽部で修行した高畠増太郎が1913年に東京の料理発表会で披露したのが始まりです。
高畠増太郎は、ドイツベルリンに修行していた事に因みヨーロッパ軒を現在の東京都新宿区に当たる東京市牛込区早稲田鶴巻町の早稲田大学前に開業すると共に大正6年神奈川県横須賀市追浜町に移転しますが、大正12年の関東大震災での被災を契機に高畠増太郎の故郷にヨーロッパ軒を開業し、現在の住所に移転しています。
高畠増太郎は、北イタリアを起源とし中近東のイスラエルまで広く食されているヴィーナー・シュニッツェルを参考にしたとされ、鶏肉から牛肉まで様々な肉をミートハンマーで叩き伸ばしたヴィーナー・シュニッツェルを比較的手に入りやすかった豚肉で再現しウースターソースを絡ませると共にご飯に乗せて提供したのが始まりです。
ウースターソースは、ヨーロッパ軒伝統のレシピに基づいて創業当時の味を引き継いでいますが、早稲田鶴巻や横須賀市追浜町時代にはブルドッグソースが製造し、現在ではイカリソースが製造し市販化されています。
ヨーロッパ軒では、水分量が多くモチモチとした食感のコシヒカリとコシヒカリに比べて含水量の少なくソースを吸収しやすいハナエチゼンをブレンドしたご飯にこだわっている伝統の洋食店です。
他の店でソースかつ丼は美味しいのか!
ヨーロッパ軒は、グループ企業として19店舗を展開していますが、店舗によってご飯の硬さやウースターソースの味が違うだけで無く、伝統のソースかつ丼にオリジナルメニューを加えた店舗もあります。
ヨーロッパ軒は、総本店と1番最初に暖簾分けした敦賀本店が最も違うと言われ、
総本店はカツの衣が非常に薄く肉が上質と言う特徴がある洋食店です。
敦賀本店は、総本店に比べてカツの衣が厚く脂身が多い特徴に加え、肉が厚い分だけボリュームがあります。
ヨーロッパ軒大宮分店には、味噌カツ丼やタルタルカツだけで無く、ハンバーグやチャーハンなど一般的な食堂感覚で立ち寄る事が出来る洋食店です。
福井市内には、ヨーロッパ軒以外にレストランフクシンやとんかつ味処くら及び吉ちょうなど数多く美味しいお店があります。
レストランフクシンは、創業当50年近い老舗であり、サクサクとした薄めの衣に脂身の少な目な事に加え、キャベツが盛られていないのが特徴です。
とんかつ味処くらは、脂身の多いジューシーな肉を厚めの衣をまとわせると共に、甘味の強いウースターソースを絡ませて直接ご飯の上に3枚乗っていますが、ご飯のお代わりも無料なので若い男性向きの店舗です。
吉ちょうは、厚めに肉に厚めのサクサクと衣と甘味のあるウースターソースをまとわせていますが、キャベツを敷き詰めたご飯にソースカツを乗せて特製マヨネーズをかけるハルマゲ丼やびっくり丼などの変わり種のソースカツ丼も人気となっています。
福井では海産物だけじゃないの!焼き鳥も美味しいと聞いたけど
福井市は、ソースかつ丼の発祥の地として市内各地にソースかつ丼を提供する店舗を数多く有している一方で、日本海と面する市域西部に茱崎漁港や鷹巣漁港など8つの優良な漁港港を抱える事から海産物の美味しい地域として知られていますが、ソースかつ丼と並び焼き鳥も福井市民のソウルフードとなっています。
福井市は、焼き鳥の1世帯当たり年間平均支出額が3,249円と鶏肉生産量第4位の青森に続き全国第2位であり、
全国16都道県に110店舗を展開するやきとりの名門秋吉の本社がある事でも知られる地域です。
やきとりの名門秋吉は、ヨーロッパ軒総本店と同じ順化の一角の僅か4坪の店舗で昭和34年に創業した企業であり、現在で1日30万本以上の焼き鳥が全国の店舗に出荷されています。
やきとりの名門秋吉は、基本的に5本組で提供するスタイルを創業当時から継続しており、1番人気の純鶏380円や2番人気の白タレ焼き375円など非常にリーズナブル価格が人気の一因とです。
また、同市は夫婦のいる一般世帯に占める共働き世帯の割り合いが58.6%と全国1位であり、毎日の家事の時間短縮を目的とした加工食品への依存とやきとりの名門秋吉の低価格路線が昭和中期から合致した事で焼き鳥の消費量が日本一となっています。
その為、全国規模でチェーン展開しているやきとりの名門秋吉だけで無く、市内にはべんがら屋やおやじのげんこつ、
やきとりあきおなどの名店が数多くある都市です。
まとめ
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
ソースかつ丼は個人的に何度も福井に行っているのですが
知り合いの人にも教えてもらえず残念です。
また行く機会があるのでそのときは
ソースかつ丼と焼き鳥三昧で満喫してきます。
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